三春町の紹介

福島県三春町は、福島県のほぼ中央部、郡山市から東へ9km、阿武隈山地の西すそに位置しています。東京からは、ほぼ200km圏にあり、東北新幹線郡山駅まで約80分、郡山駅から磐越東線で約13分。自動車では約3時間で磐越自動車道郡山東I.C.または船引三春I.C.で降り、三春町に到着します。

三春滝桜

日本を代表する桜の巨木で、日本三大桜の一つに数えられ、岐阜県の淡墨桜とともに東西の横綱に位置づけられています。 樹齢は1,000年以上といわれ、樹高は13.5m、根回りは11.3m、枝張りは幹から北へ5.5m、東へ11.0m、南へ14.5m、西へ14.0mの巨木で、近くから見た姿は圧巻です。

三春駒

三春領が馬の産地であったことを反映して、高柴では「三春駒」と今では呼び習わされる(かつて三春駒とは、三春藩から産出される馬そのものを指しました)木馬を作っています。

三春張子人形

三春張子人形は、江戸時代、三春藩領だった高柴村(現在の福島県郡山市西田町高柴)で作られはじめました。大小のダルマや各種のお面、恵比寿大黒や干支の動物などの縁起物をはじめ、雛人形や歌舞伎・浮世絵に題材をとる人形まで多くの種類があります。

三角揚げ(ほうろく焼)

城下町三春は古くからお寺が多く、寺院料理である豆腐料理が発達しました。名物の三角油揚げは、鶴が舞鶴城(三春城)の上空を高く飛ぶ姿をかたどっています。その分厚い三角油揚げの切れ目にネギを詰め、ほうろくでこんがり焼き上げたものが、ほうろく焼と呼ばれています。